台湾視察記〜COMPUTEX TAIPEI 2017〜(3/5)

COMPUTEX in TAIPEI 2017

メインのCOMPUTEXですが、今年も、台北国際貿易センターと、台北南港国際展示場が会場です。
広大な会場内部にブースがところ狭しと並んでいて、ひとつずつ丁寧に見て回ろうとすると、時間がいくらあっても足りません。
昨年の経験を生かし、まずはざっくりと見て、気になった所をじっくりと見る作戦で回りました。

目についたのは、やはり「ゲーミング & VR」のブース。
装置自体が上下左右に動いてよりリアルにVRを体験できる装置の展示や、昨年までは、パソコンと視覚装置が長いケーブルで繋がっていたものがパソコンを背負うタイプになり、ケーブルを気にしないで自由に動けるように進化(?)しています。
実際にVRを体験した社員によると「リアルで面白いが、酔いそう」との事。
周りで見ているだけでは判らないのでいい経験になったようです。
今後はゲームだけではなく、美術館や博物館の展示、社員研修などにも日本では利用されるのでないでしょうか。

その他、今年もパーツメーカのブースが多く、その分野の方々には垂涎ものなのでしょうね。
しかし自分には昨年の展示物との違いや進化がイマイチ解らず、物量と企業の多さに今年も圧倒されました。
さて、今年は世界中で大注目のAI。COMPUTEXではどんな展示があるのか探してみると・・・
ありました。チェス対戦AIロボット!
日本でも最強将棋AIソフトのPONANZAや、将棋AIソフトと対戦を重ねて強くなった最年少プロ棋士が話題になっていますね。
これは期待できそう!
インド人が真剣に対戦しているのを、しばし観戦してみました。
あれ?インドの御仁、なかなか次の一手を打ってくれませんね・・・黙って待ち続ける純朴なロボット。
まっっったく動かないロボットを尻目に、皆足早に素通りしていきます。
きっとAIロボットが賢すぎて、インド人を追い詰めたに違いない(笑)
ロボットの俊敏な動きは確認できませんでしたが、この分野の今後の成長に注目ですね!

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