スイッチIoTで服薬管理 〜M5Stack × AWS〜 [Part2] | 服薬カレンダー(1/3)
技術情報 IoT M5Stack UIFlow ビジュアルプログラミング AWS AWS Lambda Amazon DynamoDB 作り方
更新日:2023/09/21
前回開発した「服薬カウンター」に続き、「服薬カレンダー」ガジェットをM5StackとAWSを活用して開発します。
服薬カウンターから登録した服薬記録を、カレンダー上で簡単に確認することができるようにします。
紹介ビデオ
完成した「服薬カレンダー」を使ってみた動画がこちらです。
IoTのシステム構成
「服薬カレンダー」のシステム構成は前回と同じです。
ユーザインタフェースには「M5Stack Core2」を使い、バックエンド処理には「AWS(Amazon Web Services)」を使います。
AWS Lambdaにて「1か月分の服薬記録」と「1か月分のカレンダー情報」を組み合わせ、M5StackへWeb APIを介してJSONデータで返却します。
M5Stackでは、JSONデータからカレンダーを組み立ててディスプレイに表示します。
M5Stackの開発プラットフォームである「UIFlow」を使って、次のような画面をデザインします。
ガジェットの名称は「Medication Calendar」(服薬カウンター)です。
Web APIのルートを作成
「Amazon API Gateway」で、Web APIのルートを作成します。
AWSのAPI Gatewayコンソールにサインインして、前回作成した「medication-manegment-api」に、APIの「ルート」を追加します。
APIの種類 |
HTTPメソッド |
リソースパス |
服薬カレンダー取得API |
GET |
/calendar/{year}/{month} |
リソースパスに含まれる「{year}」「{month}」は、画面に表示している対象月とリンクします。
- 💡 おさらい:細かい手順はこちらをチェック!
スイッチIoTで服薬管理 〜M5Stack × AWS〜 [Part1] | 服薬カウンター
➡ ■Web APIのルートを作成